三浦 直子副部長
高齢化社会に伴い当院が地域に求められている役割は、老いや病を抱えながら生活する人を、最後まで一人の人として全力で支援していくことだと思っています。そのためには、多職種、地域、家族ともチーム体制を構築し支援できる基盤を整えていく必要があります。緩和ケア認定看護師のスキルを活かし、より専門看護師として、認知症をはじめ複雑な健康問題を抱え多様化する老人看護のニーズをアセスメントし、実践・コンサルテーション・コーディネーション・倫理調整・教育・研究の5つの役割を担いながら、高齢者や家族のQOLの向上に貢献できるよう、老人看護ケアの質の保証に関するリーダーシップをとっていきたいと思っています。