当病院小児科では、小児の急性期・重症疾患に対する医療を中心とした北海道のセンター病院として機能すべく努力しております。常勤医8名(うち1名は救急部所属)、非常勤医4名および研修医5名にて、一般小児科および小児循環器科の診療を行っています。
1)小児科
一般小児科では呼吸器感染症や腸管感染症などで直接来院される患者さまはもとより、他病院から痙攣・意識障害・呼吸不全などでご紹介いただく重症の患者さままで幅広く対応しております。救急救命センター開設、ドクター・ヘリ運航開始に伴い、2007年から札幌市の小児3次救急を引き受けています。また、小児の事故、交通外傷の患者さまも著しく増加し、外科医師や脳外科医師と連携しつつ治療に参加しています。最近では、小児ではいまだ数少ない鼻マスクを利用した非侵襲的換気療法(NIV; Noninvasive Ventilation)も積極的に取り組み、2008年4月には小児NIVセンターを創設いたしました。 (関連ページ:小児NIVセンター)
2)小児循環器
当病院では北海道内でも数少ない小児循環器および小児専門の循環器外科を有しています。札幌市内をはじめ、北見、旭川、釧路、帯広、苫小牧、室蘭、函館と北海道全域の数多くの病院から、特に新生児期、早期乳児期の管理や緊急手術、カテーテル治療などのため飛行機、ヘリコプター、救急車にて搬送されています。最近では、在胎20週-30週頃の胎児期に心臓の異常を指摘され、紹介いただくケースも増加しています。出産時期、出産方法を産科医師とよく検討し、生後すぐから専門医が管理できるようになりました。
3)お願い
当院では、小児救急診療を行っております。当然、夜間・休日の小児診療も対応はしておりますが、小児科医師不足の影響はいなめず、1次診療(紹介や救急車来院以外の一般診察)には研修医あるいは他科の医師が対応させていただく事が多くなっております。また、混雑しております際には、トリアージ(疾患や重症度による選別)させていただき、順番どおりにならないため大変お待たせすることがしばしばあります。何卒、ご理解の上、状態がゆるせば日中の小児科受診をしていただきますようお願い申し上げます。

