夢を実現する為の礎を築こう
どんな小児科医になりたいですか?
「子供の命を救いたい」
「やさしいかかりつけの小児科医」
臨床研修の目的は疾患に対する知識や手技の獲得だけではありません.様々な医療現場で活躍できる医療者としてのしっかりした基礎を築き,プロフェッショナルとしての夢を実現する為に必要なキャリアパスを作成する事が重要なのです.
広範な専門分野が存在する小児科領域でプロとして活躍するには,広い知識と経験を要します.従って特定分野のspecialistであっても,臨床家である以上はgeneral pediatricianとしての質の高い経験が必要となります.
手稲渓仁会病院における小児臨床研修はどこに行っても通用するgeneral pediatricianを”最低限”の目標としています.しっかりした基盤を築いた後に,将来の夢を発見,実現する為に柔軟性に富んだカリキュラムを提供しています.
小児科学会専門医の取得は小児科医として活躍するためには必須条件と言えます.専門医制度規則では3年以上の小児科臨床研修が必要ですが,当院は小児科研修施設として認定されています.また,自ら診療に携わった30症例について下記に挙げた分野ごとに2症例以上ずつ要約を提出しなくてはなりません.
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遺伝疾患,染色体異常,先天奇形
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栄養障害,代謝疾患,消化器
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先天代謝異常,内分泌疾患
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免疫異常,膠原病,リウマチ疾患,感染症
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新生児疾患
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呼吸器疾患,アレルギー
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循環器疾患
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血液疾患,腫瘍
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腎・泌尿器疾患,生殖器疾患
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神経・筋疾患,精神疾患(精神・行動異常),心身症
多くの小児科研修医が症例の収集に苦労する中,当院の研修医はこれらの多彩な疾患を広くカバーする経験をしています.つまり当院で3年間臨床経験を積めば専門医取得の準備は完了しています.
手稲渓仁会病院にとっての臨床研修教育とは
「何故,手稲渓仁会病院は研修に力をいれるのか?」
目的は将来の優秀なスタッフを育成する事です.時代,環境の変化に対応しうるタフな組織であり続けるために外で学んだ新しい血を取り込んでいかなければなりません.当院で研修した医師が旅立ち,一回りも二回りも大きく成長して戻ってくることを夢見て指導にあたっています.
その為にも,働きやすい雰囲気と臨床を楽しめる環境を心がけています.
臨床研修の実際
一般小児:プロのgeneral pediatricianとしての基礎を築きます.
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病棟
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上級医の指導の下,主治医として診療にあたる
初期研修医の指導
病棟運営に関わる |
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外来
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上級医の指導の下,一般外来,専門外来を担当する.
予防接種について必要な知識と経験を積む
乳児健診について必要な知識と経験を積む
退院後症例のフォローアップを担当し,小児科医の喜びを経験する. |
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救急
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ドクターヘリ基地を併設する3次救急施設でありながら365日24時間openのwalk-in救急外来では,多彩な症例が経験できる.臨床能力が磨かれる最高のチャンス.必ず上級医のバックアップが得られる環境でのチャレンジは臨床医として最高の舞台と言える. |
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ICU
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救急と共に極めて高い機能を発揮している.
神経疾患,心疾患,呼吸器疾患,感染症,腎疾患,代謝疾患,外傷など多様な疾患に対応している.
エビデンスに基づいた標準的な治療を基本とした最先端の取り組みを学べる.
上級医と共に主治医として担当する. |
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新生児
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豊富な周産期症例(年間症例数約500例)を基に新生児の特性と疾患について良く知る.
3床のNICUでは30週以降(1000g以上)のハイリスク新生児の診療にあたっている.基本的な新生児医療の知識と経験は充分に詰むことが出来る.(更に2年目以降で規模の大きなNICUでの院外研修が必須となっており,より高度な新生児医療の研鑽を積める.) |
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循環器
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小児循環器専門医の指導の下,小児循環器疾患の診断と管理の基本を学ぶ事ができる.
年間症例数:カテーテル約60症例,オペ約40症例. |
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NIV
在宅医療
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当院独特の専門分野.今後の小児慢性疾患医療において重要な役割が期待されている.現在50症例の在宅人工呼吸器を診療している.この規模は全国随一,訪問診療は年間300回に及ぶ. |
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その他
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上級医には代謝,腎臓,アレルギーなどの専門医が揃っており各疾患分野の経験が可能.
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その他,卒後4年目以降では院外研修(市立札幌病院NICU 2ヶ月,北楡病院:血液疾患 1ヶ月)を必須カリキュラムとして用意しています.
科内及び院内カンファレンスの講師として講義してもらっています.講義の準備を通して一般的な小児疾患における知識が整理されます.
積極的に学会への発表もしてもらっています.
後期研修医の声
北村勝誠先生(卒後5年目)
三次施設ならではの重症例を多く見ることができます.身近にいる指導医の先生方に気軽に相談できる環境で,主治医として入院中から退院後の外来フォローまで患者さんを診させてもらい,充実した研修生活を送っています.
ICUのスタッフを含め,他科の先生方の指導を多く受けられることも特徴です.
伊東幸恵先生(卒後4年目)
救急・集中治療の超急性期から一般病棟,さらに退院後の在宅医療にわたるまですべてのphaseを一環して主治医として診ることができ,しかも多彩な疾患の患者さんを診ることができるのは数ある研修病院の中でも当院だけだと思います.
当直では重症例を受け持つ機会が多いので緊張しますし,寝れない日もありますが,1年経ってみると実力が確実についている実感があります.
また,指導医・同僚はもちろん,臨床研修に力を入れている病院でもあり刺激をもらえる後輩も多く,初期研修医に教えることで学ぶこともたくさんあります.
将来の希望に応じて他科のローテーションや研修方法のアレンジも柔軟に対応してもらえます.
ともすればモラトリアムになりがちな後期研修ですが,明確な目標をもってさえいれば,うちの病院での研修は貴重な成長の場になること間違いなしです!!
OBの声
亀田総合病院小児科 戸田壮一郎先生(2004年卒,2004~2009年在籍)
救急外来・クリニック・病棟において豊富な症例(特にcommon disease)の経験を通じて、マネージメントについて自信が持てるようになれた事が良かったです.小児における各専門分野症例も経験できました。特にcommon diseaseのマネージメントと心エコーのテクニックは現在の職場でも十分通用しています
中頭病院小児科 橋本真理子先生(2007年卒,2007~2010年在籍)
最大の特徴は学ぶ機会の多さです.3次救急を含めた救急疾患や小児循環器・腎臓疾患など多彩な症例を経験することができます.更にCommon disease からICU Caseまで幅広い重症度の疾患・病態を経験できます.他院との連携も含め,卒後6年目での専門医取得に必要な症例は問題なく経験できました.また毎朝の病棟カンファレンスでは,指導医とのDiscussionを通じて診断や治療方針を確認し自分の考えを整理する事ができました.卒後3年目以降は一人で当直を行い自分で解決できるように訓練していきますが,いざという時には指導医が相談に乗ってくれます.毎日欠かさず行われるヌーンカンファレンスでは様々なレクチャーを,聞くだけではなく自らが教える立場となって学びを深めることもできました.研修医は皆一生懸命でお互いに切磋琢磨しながら成長しています.やる気のある先生ならきっと満足できる研修になるはずです.
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カリキュラムの実例
1. コア・コース
将来の明確な目標を見つける.あらゆる選択肢にも対応できるように,一般診療(病棟および外来)を通じて小児科医としての背骨を作る事を目標とする.
専門医や他科へのコンサルテーションをスムーズに行えるようになる.
将来の目標が定まれば,カリキュラムの変更も可能.
2. 専門医コース
将来の目標に向けて,最低限度身につけるべき小児科医としての経験と知識を磨く.より適切な専門医教育を受ける準備を行う.(国内外機関への就職,留学を含めた相談・紹介・推薦に応じる.)
3. 大学院コース
専門医としてのキャリアを形成しながら,専門分野における博士号取得を目指して大学院への進学を目指す.
募集要項
募集人数や研修期間、処遇、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧ください。
見学、ご相談
問い合わせは…
手稲渓仁会病院小児科 中島 泰志
e-mail: taiji-n@ba2.so-net.ne.jp (※「@」を半角に変換してご利用ください)
tel: 011-681-8111
fax: 011-685-2196
〒006-8555
札幌市手稲区前田1条12丁目1−40