「リウマチ」は狭義には「関節リウマチ」ですが、「リウマチ性疾患」と言う意味では関節リウマチを含む仲間の病気で、一口で言えば原因不明の全身性炎症性疾患であり、「膠原病」と概ね同義です。発熱や多関節痛を共通項に、疾患により、皮膚、口腔等の粘膜、眼、肺、心臓、腎臓、大小の血管、肝胆道系、膵、消化管、唾液腺、筋、甲状腺等に病変を来たす、先に掲げた種々の疾患から成り、診断や治療にしばしば専門的な知識や経験が必要とされる領域です。
中でも関節リウマチは最も多く (有病率0.5-1%, 日本での推定患者数約70万人)、(典型例では)複数の関節に痛みや腫れが続き、放置すると関節破壊から変形に至る病気で、関節以外に肺、血管等にもしばしば炎症を伴います。
特筆すべきは、関節リウマチの診断、治療がここ数年間で大きく変わってきていることです。他の疾患同様、より早期に診断し治療を開始することが関節炎の鎮静化や関節破壊を食い止める上で重要ですが、その早期診断が抗CCP抗体のような血液検査やMRIやエコー等の画像検査も駆使されることにより実現可能となってきています。治療では、TNF-αやIL-6と言った炎症性サイトカインや免疫担当細胞でのシグナル伝達分子を標的とした生物学的製剤と呼ばれる新薬 (当科では保険適応のある5剤全て使用可能です) の登場と明確な治療目標をターゲットとした厳格なコントロールにより、著明な改善や寛解、さらには早期からの介入により健常人と変わらぬQOLの保持も夢ではなくなってきています。しかしながら治療の強化の一方で、感染症等有害事象へのきめ細かな配慮や対応がこれまで以上に求められる等、関節リウマチを巡る状況は大きな変革の只中にあると同時により複雑化して来ていると言えます。
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| 役職 氏名(カナ) | 卒業 年度 | 経歴 | 学会認定資格 |
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| 主任医長 勝俣 一晃 (カツマタ カズアキ) |
S60 |
・北海道大学病院 ・北見赤十字病院 ・釧路赤十字病院 ・英国聖トーマス病院 ・浦河赤十字病院 ・苫小牧市立総合病院 ・小笠原クリニック札幌病院 ・西成病院 |
・日本内科学会認定医 ・日本リウマチ学会専門医 ・日本リウマチ学会評議員 ・日本医師会認定産業医 |
| 総合内科主任医長 星 哲哉 (ホシ テツヤ) |
H4 | ・沖縄県立中部病院 ・山形大学病院 ・山形白鷹町立病院 ・聖路加国際病院 ・米国アラバマ大学病院 ・米国ミシガン州立大学病院 ・米国ワシントン大学病院 |
・日本内科学会認定医 ・米国家庭医療科専門医 ・米国老年科専門医 ・日本リウマチ学会専門医 |



