血液内科では白血病・悪性リンパ腫を代表とする造血器悪性腫瘍を中心として、各種貧血さらに血小板異常による出血傾向などの病気を対象としています。 比較的頻度の少ない病気を対象としているため、血液内科を設置している病院の数は非常に少ないのが現状です。当科のスタッフは現在4名で、25〜30名の患者さまの入院治療にあたっています。
血液疾患はいわゆる難病が多いのですが、造血幹細胞移植、分子標的療法といった新しい治療法の応用も進み、今ではある一定の割合で治癒可能となっています。治療に際しましては、個々の病状に応じて対処する必要があり、まずは十分に病状を把握し、その上で最適と思われる治療法を選択するように努めています。治療の選択にあたりましては、最新のデータを基にして患者さまにわかりやすく説明し、話し合いながら決定するように心がけています。治療が長期間に及ぶ疾患も多いため、主治医と患者さまがお互いの信頼関係を保ちながら治療を進めていくことが大切であると考えています。また、患者さまの生活の質をなるべく落とさないようにするため、可能な方には外来での治療も積極的にお勧めしています。
造血幹細胞移植につきましては、当科では悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を中心とした適応症例に対し、自分の造血幹細胞を用いた自己末梢血幹細胞移植を実施しています。他人の幹細胞を用いた同種移植につきましては、当科ではまだ施行しておらず、必要となった場合は、大学などの専門施設に紹介させていただいています。病院の枠にとらわれず、常に個々の患者さまが最善の治療を受けられるようにしていくことが最も大切であると考えています。
|
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 主な疾患の新入院患者数(2007年) | |
|---|---|
| 急性白血病 | 15名 |
| 悪性リンパ腫 | 43名 |
| 自己末梢血幹細胞移植数(2007年) | |
| 3例 | |
診断・治療設備
無菌治療室 4床
水平無菌空気装置 8台
血液成分分離装置(造血幹細胞の採取に使用) COBE-Spectra
医師紹介
| 役職 氏名(カナ) | 卒業 年度 | 経歴 | 学会認定資格 |
|---|---|---|---|
| 血液内科部長 安藤 精章(アンドウ セイショウ) |
S53 |
・京都大学病院 ・福井医科大学病院 ・滋賀県立成人病センター ・成田記念病院 |
・日本内科学会認定医 ・日本血液学会専門医 ・日本血液学会指導医 |
| 主任医長 安藤 佐知子(アンドウ サチコ) |
S62 |
・福井医科大学病院 ・定山渓病院 ・成田記念病院 |
・日本内科学会認定医 ・日本血液学会専門医 ・日本がん治療認定医機構認定医 |
| 主任医長 酒井 基(サカイ ハジメ) |
H1 |
・市立釧路総合病院 | ・日本内科学会認定医 |
| 医長 前森 雅世(マエモリ マサヨ) |
H11 |
・市立釧路総合病院 | ・日本内科学会認定医 |
|
|

