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手稲渓仁会病院の臨床研修プログラムは、ピッツバーグ大学医療センター(UPMC)との提携の下、2001年にスタートしました。もともとは内科系と外科系が中心でしたが、次第に拡大を続け、2011年には、総合内科系、家庭医療、外科系、小児科、麻酔科、救急医療、病理・放射線科、産婦人科の、併せて8つのプログラムを展開するまでになりました。2012年4月からは内科系、外科系、小児科、2年研修の4つのプログラムに統合されています。従来の家庭医療プログラムは内科系プログラムと、産婦人科プログラムは外科系プログラムと合併し、麻酔科・救急科・病理診断科・放射線診断科の志望者については、2年研修プログラムで募集をすることになりました。 |
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ピッツバーグ大学メディカルセンター(UPMC)との提携、並びに米国人内科認定医の常駐 |
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当院は研修プログラムをスタートした当初より、ピッツバーグ大学医療センターの関連病院であるシェイディサイド病院臨床研修プログラム部門から具体的なアドバイスを受けられるような協力関係を結んできました。このため、研修医はシェイディサイド病院の内科だけではなく他の科の見学もできるようになっており、この見学制度は研修医達からは非常に評価の高いものとなっています。当院の初期臨床研修を修了した研修医のうち、既に5名がシェイディサイド病院の内科臨床研修プログラムへ進みました。尚、最初の卒業生は現在ピッツバーグ大学医療センターで総合内科のフェローシップ中です。更に、当院はアメリカ人の内科認定医を継続的に雇用しています。教育チームの一員としての役割は、英語によるモーニングレポートとティーチングラウンドを主宰し、総合内科の外来及び入院に関する指導と助言を行なうことです。さらに重要なことは、UPMCへの編入やアメリカの他の病院で臨床留学を考えている研修医の助けになれるということです。また、UPMCやUCSF(サンフランシスコ州立大学)といったアメリカの医療機関から年に数回、医学部教授を招いて病棟回診やティーチングラウンドなどの教育の機会も提供されています。 |
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アメリカと日本の両方で臨床研修を終えた日本人指導医の存在 |
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当院には、このような指導医が4名おり、研修医の指導にあたっています。米国における臨床トレーニングや組織の枠組みを、どのようにして日本に取り入れていくかということについて豊富な知識と理解力を持ち、全ての研修医にとってのメンターであるとともに、米国での専門科研修に興味を持つ研修医達へのガイダンスを行なっています。 |
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研修医は、毎日のモーニングレポートと、クラス形式で定期的に行なわれるティーチングラウンド、そして内科系のみならず、ローテートする専門各科で実施されている教育カンファレンスに毎週参加することになっています。各科の指導者と研修医の間で密接なコミュニケーションがとれているため、何か問題が発生した場合でも、比較的話しやすい環境が保たれています。 |
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全ての1年次研修医を対象に、外国人の模擬患者を使った英語での診療シミュレーション(Clinical Skill Workshop)を行なっています。こうした練習により、一般的な症例に自信を持って対処できるようになり、患者を診る能力を向上させることができます。 |
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EBM(Evidence-Based Medicine)の実践 |
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EBMは医学界では国際的に認められたスタンダードであり、日本でも受け入れられて久しくなっています。専門家毎に分かれたグループによる文献ディスカッションに加え、当院の米国人指導医は、EBMの方法論に基づき、いかにして掲載されている臨床研究を批判的に吟味していくかということに焦点を絞って、徹底的な抄読会を行なっています。可能な限り、日本国内で行なわれた研究を対象にしています。 |
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従来、日本では外来でのプライマリケア指導が重視されてきませんでした。これは世界の医学教育の流れに逆行したものでした。当院では、米国の医療教育機関との提携を通じてプライマリケア外来教育の重要性を認識し、これを重点的に発展させてきました。米国の総合内科や家庭医療研修をモデルに、内科外来に指導医を配置し全ての患者診察を通じて教育を行っています。また、内科各科研修中の2年目の研修医を対象とした新患外来、1年目からの家庭医療研修医と3年目以上の内科系研修医を対象にした継続外来と、指導要綱に基づいた教育外来指導カンファレンスも実施しています。ここ数年の間に、日本でもこのようなプライマリケア研修の必要性が認識されるようになってきましたが、当院はいち早くこれに取り組み、どのように効果的に行えばよいのかを理解している数少ない病院です。 |
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We believe that English ability is imperative for physicians all over the world. English is the predominant language of international medical conferences and medical journals and, in turn, to be the best doctor one can be, we believe the more literate and comfortable one is with English, the better. We do not expect everybody to train in the U.S., and in fact most of our residents do not, but just ask our residents and you will appreciate the value of daily English. You will become more confident with your English literacy, your ability to communicate in English, and in turn have the opportunity to expand the breadth of your knowledge. |
英語が苦手だからといって、当院を敬遠する医学生がいるようです。もちろん最初から英語が堪能であれば問題はありませんが、それが必要不可欠だということはありません。また、日本の優秀な医学生の多くが、長年、真面目に英語を勉強してきたにも拘らず、英語を聞いたり話したりすることに不安を感じているのは、単純に会話練習をする機会に乏しいから、という見方もあります。もし、英語に自信がなくても、自分の英語力の向上に最善を尽くしたいという覚悟があるならば大丈夫です。
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研修医は、自ら経験した症例のプレゼンテーションを行い、それを基にした教育的なディスカッションを通じて、指導医や上級研修医の指導を受けることが出来ます。指導のポイントについては、参加者全員が臨床現場で役立てることができるような形で提示されますが、特に重要なのは、このディスカッションの中で個々の診断技術と治療能力を伸ばす思考プロセスを鍛えようとしている点です。 |
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人に何かを教えるということは一番の勉強になります。このプログラムでは、研修医の意識を教えられる側から教える側へと、自然に切り替えていくことができるようになっています。研修1年目から、上級研修医の指導の下で同年次の研修医へレクチャーする機会を与えられますが、2年次以降は本人の成長の度合いによってプレゼンテーションする側からケースディスカッションの司会を務める側へと移行し、最終学年となった時には、病棟や救急の現場で自分より下の年次の研修医に対して指導を行えるようになります。 |
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手稲渓仁会病院の臨床研修プログラムは当初より、米国で実践されている3年間の卒後研修制度を目標に組み立てられてきました。スーパーローテーション研修が開始されてからは、最初の2年間に厚生労働省の定める必修科目を組み入れることになりましたが、3年目ではさらに幅広い研修を受けることが可能です。またPGY1をPGY2が、PGY2をPGY3が教育する屋根瓦研修の最高学年として、幅広い基本的な医療を教える経験を積んで各々の専門コースに入っていくことができます。もちろん3年間のプログラムの中で、希望する専門コースを重点的にローテーションしたり、自分が興味のある科の教育カンファレンスに別途参加したりすることも可能です。 |
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1日も早く自分の専攻する科の研修に専念したいが、臨床医としての基本的なトレーニングも積みたいという場合は「2年研修プログラム」がお勧めです。麻酔科、救急科、病理診断科、放射線診断科を志望する研修医を募集しています。2年間の初期研修期間が終了後、希望する科の採用枠に応じて、引き続き当院の後期研修医として研修を続けることができます。 |
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手稲渓仁会病院の臨床研修プログラムは、改良の道がある限り、常に進化を続けています。
皆さんも手稲渓仁会病院で卒後臨床研修を始めませんか。5-6年目の医学生は気軽に病院見学をお申し込み下さい。 |
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