"世界に通用する医師の育成"をスローガンに、当院での初期研修プログラムは行われています。その特徴としては、まず、北米方式の研修スタイルが採用されている点が挙げられます。北米方式の研修は"独り立ちできる臨床医"の養成を目指しており、その方法論には二つの大きな特徴があります。まずは、研修医自身が自らの力で考えるという"Hands-on"の方式であり、二つ目は"Teaching is Learning."の摂理に根ざした"屋根瓦方式"です。従来の日本で行われてきた"見て覚えろ方式"とは大きく異なっており、短期間での効率的な研修を実現させています。
第二の特徴としては、初期研修プログラムが3年である点です。落ち着いて、しっかりとした研修を可能としており、また、3年目には選択期間を多く設けることによって、各研修医のニーズにも対応できるように配慮されています。
第三の特徴としては、内科系、外科系、小児科、麻酔科、放射線科、病理科ならびに家庭医療科という各コース毎に初期研修医を採用している点です。各科の特性にあったカリキュラムが可能となり、より効率的な研修が実践されています。
第四の特徴としては、当院の研修プログラムが米国ピッツバーグ大学との強い提携関係の下で運営されている点です。ピッツバーグ大学からの指導医が定期的に来院し、研修医への直接指導を行っています。また、研修医には毎年、ピッツバーグ大学での研修が可能となっており、米国での医療に触れる格好の機会となっています。
第五の特徴としては、英語教育が挙げられます。毎朝の勉強会は英語で行われ、教育専任の米国人指導医や米国での臨床経験を有する研修部指導医によって、米国と同等の内容やレベルでの勉強が経験できるようになっています。