道央ドクターヘリ
手稲渓仁会病院 救急科(救命救急センター)

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道央ドクターヘリ フライトドクターの1日

朝の準備

フライトドクターは朝8時に集合し、紺のフライトスーツに着替えます。夏は暑いですが現場での安全な活動のためにつなぎを着ています。

朝の準備朝の準備

フライトナースとともに屋上ヘリポートでヘリの医療器材のチェックを行います。混乱した現場でも医療安全を確保するためには入念な準備が欠かせません。

出動

朝の準備が終了したら、日常のER業務を行いつつ、ヘリの出動コールを待ちます。

出動

ドクターヘリは、消防からの要請で出動します。当院地下の “ドクターヘリ通信センター”のホットラインに消防からの連絡が入ります。

通信センターからの「ドクターヘリ エンジンスタート」という無線コールが救命センターに鳴り響いたら、フライトドクター・ナースは屋上ヘリポートまで全力疾走します。

通常、消防の要請からヘリが離陸するまでおよそ4分以内です。

ヘリ内での準備

現場の消防・救急隊と無線交信を行い患者の情報を把握し、必要な医療資器材の準備を開始します。

ヘリ内での準備

ドクターヘリは通常、片道15分程度の距離が望ましいとされていますが、北海道は運航範囲が広いので、片道40分程度かかるようなケースもあります。

現場での活動

多くの場合、すでに救急車内に搬入された傷病者の診察を行います。
傷病者の救出に時間のかかる場合などには、事故現場で診療を行うこともあります。

現場での活動現場での活動

現場での活動

気管挿管・骨髄輸液・胸腔ドレナージ・外科的気道確保などの手技が安定して行えることが必要となります。
最近は重症内因性疾患での要請も少なくありません。

ヘリ搬送

ヘリ搬送中は騒音のため、患者さんの声、呼吸音、モニターのアラームなどなかなか聞こえません。
このため、一見安定している患者でも油断できず、絶えず五感を澄まして観察することが必要です。

ヘリ搬送ヘリ搬送

待機終了

ヘリは基本的に日没後には離陸できないので、冬は16時、夏は18時にヘリの待機終了となります。 
出動は天候上の理由で冬は少なくなりますが、夏には多ければ日に4-5件飛ぶこともあります。

RRC: Rapid Response Car

特に北海道の冬、天候上の理由でドクターヘリが出動できないという弱点を補完するために2011年7月から導入されました。

RRC: Rapid Response Car

札幌近郊の消防からのヘリ要請に対し離陸できない天候の場合、このRRCがドクター・ナースを乗せて緊急発進します。

緊急走行で救急車とドッキングし、少しでも早く重症患者に医療行為を提供することを目標としています。