新生児専門医募集
手稲渓仁会病院では平成22年7月からNICUを開設しました。そのため、この度新生児診療を専門とする医師を募集することに致しました。開設に至った経緯、目的、開設後の業務内容について以下に記しますので、ご参考にして頂き、興味を持たれた先生はご連絡いただければ幸いです。たった3床の規模が小さい、第一線とは言い難いNICUですが、むしろそういった施設の在り方にご賛同頂ける先生のご参加をお待ちしています。
1)開設に至った経緯
・地域の現状
札幌および近郊の新生児医療は札幌市内の基幹NICUが中心となって行われていますが、重症から軽症まで基幹病院で管理されており、軽症患者の受け皿の不足が指摘されています。また、当院は札幌北西端に位置しており、小樽市、倶知安町に至るまでの広い範囲からの入院依頼に対応しており、地域周産期医療を安全に行うための新生児診療施設の必要性を感じております。
・当院の現状
当院は総ベット数550床、救命救急センター(HCU:High Care Unit併設)、ドクターヘリ基地、ICU等を有しております。年間分娩数450程度の中規模周産期施設ですが、周産期二次救急拠点病院にもなっております。そのため救命救急センターを直接妊婦が受診し、緊急の分娩、新生児管理を要する場合も少なくありません。それにも関わらず、専門施設としては設備、スタッフが充分とは言えず、NICUとして整備する必要があると考えておりました。また、当院は小児科医の育成施設として多岐にわたる一般小児の重症急性期疾患を学ぶことが可能であると自負しておりますが、その反面病的新生児を管理する機会が少ないことが指摘されていました。さらに、設備のみならず、最新の新生児医療について指導出来る医師を確保する必要性も感じております。
以上から小規模ながらのNICUを開設し、地域医療への貢献、病院施設としての整備、研修病院としての充実を目指すという目標の下にNICU開設に至りました。
2)NICUの業務内容
わずか3床の小規模ながら看護単位として独立したNICUとなります。研修医の基幹病院NICUでの研修は今後も継続していく予定ですので、当院では基本的な病的新生児の管理の研修に重点を置き、当面は30週以降を対象とします。
現在3人の小児循環器の専門医が勤務しており、従来通り循環器疾患にも対応していきます。
3)新生児専任医の役割
・新生児診療の統括(スーパーバイザー)
・当直(フルタイム勤務の場合、月4回ほど*)
・研修医の指導
・フォローアップ外来
4)勤務の条件
・新生児疾患の主治医として相当の経験を有する医師。(周産期新生児学会の専門医資格の有無は問いません。)
*当院の上級医は全てNICU勤務歴があり、また後期研修医にも基幹NICU施設への長期研修を課しています。そのため新生児専任医に求めるものは主治医や当直医としての頭数ではなく、スーパーバイザーとして、最新の診断、治療方法の指導なので、フルタイム勤務は必須ではなく、育児等の理由により第一線を離れている医師の時間制限つきの勤務も歓迎いたします。(その場合、当直業務はありません。)すでに当院には外来業務で同様の勤務形態の医師がいます。
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