看護部の活動

褥瘡ケア

定山渓病院 褥瘡治療・予防委員会の活動

主な活動
  • 1997年 「褥瘡治療予防委員会」発足
  • 1999年 アセスメント表作成
  • 2000年 マニュアルの作成
  • 2001年 ズレの検証
  • 2002年 小冊子「褥瘡ケアのノウハウ」の作成

褥瘡治療・予防委員会の活動褥瘡治療・予防委員会は1997年に活動を開始しました。主な活動として、患者の皮膚状態、栄養状態、活動性などから褥瘡発生リスクを他職種と協働でアセスメントを行い、スキンケア、マットレスの選択、リハビリテーション、栄養指導等、褥瘡予防や創傷の治癒促進に有効なケア方法を具体化し実践しています。

毎月の委員会時には北大名誉教授・日本褥瘡学会名誉会員(初代理事長)大浦武彦先生にもご参加いただき、病棟回診を行っています。これまでの活動を通して、他職種との連携も強化されケアの充実が図られてきたことで、院内での褥瘡発生件数は減少し、他施設から治療の依頼を受けるケースが増えてきました。

褥瘡は、患者さまの日常生活にきわめて密着した原因で起こる病態です。発生要因を適切にアセスメントし日常生活を整えることで、効果的な褥瘡予防ケアへとつなげられるよう日々、努力しています。