
渓仁会グループの取り組みや業績をわかりやすくお伝えするための「渓仁会グループCSRレポート2011」を、11月に発行しました。
CSRとは「企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)」を意味する言葉です。グループでは、2006年からCSRを運営の基盤にすえ、毎年、このCSRレポートを発行してきました。
またCSRには、ステークホルダーの視点がかかせません。ステークホルダーとは、企業活動に関わる個人や集団の総称です。渓仁会グループのCSRレポートでは、各分野におけるステークホルダーのみなさまの声を取り上げ、今後を考える上での指針としています。
2011年度版のCSRレポートは、2010年度の活動内容を中心にまとめました。
今号では、「東日本大震災 災害医療支援活動報告」を巻頭に掲載しました。震災発生を受けて活動したグループスタッフによる医療支援の報告や、北海道外唯一のグループ施設である「おおしまハーティケアセンター」(宮城県気仙沼市)の被災状況を交えながら、大災害に際して果たしていく使命についてふれています。
特集は、渓仁会グループのコーポレートスローガンである「ずーっと。」をテーマに、保健・医療・福祉にわたる提供サービスを、誕生から終末期まで、人生のステージごとに章立てして紹介しました。ステークホルダーと現場のスタッフによるドキュメンタリー構成です。
今年度の新たな試みとして、「データで見る渓仁会グループ」を掲載。職員数や利用者数、研修医の1日の歩数、ドクターヘリの平均速度といったデータを挙げ、グループを身近に感じていただける内容としました。
「渓仁会グループ施設運営概要」では、全事業所をマップとの連動で紹介し、パンフレットとしても利用していただけるようになっています。
CSRレポート2011は4000冊が発行され、関係機関、教育・研究機関、行政、企業などに配布されているほか、下記のURLからwebで閲覧・ダウンロードすることもできます。
| pdf版 CSRレポート2011 URL | http://www.keijinkai.com/ |

渓仁会グループ最高責任者である医療法人渓仁会 秋野豊明 理事長が、「瑞宝中綬章」の叙勲および、「平成23年北海道功労賞」の表彰を受けました。今回の叙勲・表彰は、元札幌医科大学長として医学教育・研究に貢献したこと、医療法人渓仁会理事長として地域医療を推進したこと、また研究者としての業績などが評価されたものです。
秋野理事長は、10月25日に北海道開拓記念館で開催された北海道功労賞贈呈式、11月10日に東京都の国立劇場大劇場で開催された瑞宝中綬章の伝達式、および 皇居での接見の場に、夫人とともに出席しました。すべての式典を終えた11月15日には、グループによる記念祝賀会を札幌プリンスホテルで開催。秋野理事長夫妻と職員を中心とした参加者とで、改めて喜びを分かち合いました。
北海道功労賞贈呈式の席上、秋野理事長は「このたびの受賞が、北海道でがんばっている多くの方へのエールになってくれればよいと思います。今後とも、微力ながら北海道のために尽くしていきたいです」と語り、地域への貢献に新たな意欲を見せました。

| ▲ | 「飛んでけ! 車いすの会」スタッフの方と定山渓サプライサービス課 齊藤秀樹 課長(左) |
12月8日、定山渓病院が車いすをNPO法人「飛んでけ! 車いすの会」(札幌市中央区)に寄贈し、同病院で受け渡しを行いました。このNPO法人は、全国からリサイクル可能な車いすを集め、整備・修理を行い発展途上国に届ける活動を進めています。同病院の寄贈は3回目。今回は、患者さまから病院に寄贈されたものを中心に、院内で使われなくなった車いす15台を寄贈しました。サプライサービス課 齊藤秀樹 課長は「必要とする人に使って頂けるのは望ましいことです。寄贈は継続していきます」と話します。
12月28日、菊水こまちの郷が毎年恒例の「年末餅つき会」を開催しました。この日は、入居者さま、ご利用者さまにご家族も加わり、盛大な会となりました。餅つきの会場は1階の玄関前ホールです。男性がはりきってつけば、負けじと女性も続きます。つき上がった餅は、ご家族が中心となって食べやすい大きさにまとめ、しょうゆ・きな粉・あんこの3種に味つけ。入居者さま、ご利用者さまからは「柔らかくて美味しい」と大好評でした。2011年の締めくくりにふさわしい、にぎやかな会となりました。
11月12日、第23回 渓仁会グループ研究発表会を、札幌コンベンションセンターで開催しました。グループ内各施設から発表86題とポスター形式の18題、グループ外医療機関から6題、計110演題が参加。9部門に分かれて行われた発表のうち、28題が優秀演題として表彰されました。この発表会は、グループ内の職員がたがいに交流し、刺激をあたえ合うことを目的として毎年開催しています。今年の演題数は歴代トップ。参加者の意欲の高さは、ますます盛んになっています。
11月15日、医療優先固定翼機、通称「メディカルウイング」の研究運航開会式が、札幌丘珠空港で開催されました。メディカルウイングは、患者さまの空港間搬送を目的とした医療用の小型ジェット機です。北海道航空医療ネットワーク研究会が主催するこの研究運航は、全国に先駆けて実施された昨年に引き続き、同空港を拠点として2ヵ月間実施されます。式でお披露 目の予定だったジェット機は、要請を受けて早くも出動中。研究運航のスタートにあたり、順調な滑り出しを見せました。
12月、手稲渓仁会デイサービスでは、地域交流、地域貢献を目的に、ご利用者さまによる「戦争体験を伝える会」を、7日、8日、13日の3日間にわたって実施。各日、近隣にある札幌市立手稲鉄北小学校6年の児童を1クラスずつ招きました。話し手となったのは12名のご利用者です。戦中、戦後の状況や生活などについて実感のこもった言葉で語りかけると、児童はときに興味深く、ときに深刻な表情で受け止めていました。忘れてはならない戦争の事実、平和な毎日の大切さは、しっかりと子どもたちに伝わったようです。
12月15日、あおばデイサービスセンターが、札幌市厚別区 青葉地区の地域住民を対象に開催された「青葉福まち講座」に、運営協力として参加しました。青葉地区の高齢化率の高さは市内一。この催しは、家庭での介護・看護に関わる知恵やポイントを学んでもらおうと、青葉地区社会福祉協議会と青葉まちづくり会議 高齢者対策部会の共催で行われました。会場は青葉会館で、31名が参加。同センターからは職員が講師として協力し、車いすの使用法、衣服の着脱などについて、実技を交えて解説しました。